申請の手引き(スタチャレ類型B:スタートアップ向け)
本手引きは、スタチャレ(類型B)への申請を検討しているスタートアップ等向けの申請の手引きです。申請にあたっての流れを本手引きで説明していますが、必ず申請前に公募要領ならびに交付規程を確認のうえ、申請手続きを行ってください。
1.補助事業の概要
- 大企業等に所属する人材の採用・活用を支援する”認定サービス”の利用費が2/3補助されます。
- 公募期間は2022年7月6日~2022年11月(予算が無くなり次第終了)
- 認定サービス一覧はこちら
- 詳細は公募要領ならびに交付規程を参照のこと。概要は下記のとおりです。

2.要件適合チェック
- 必ず、本事業の申請要件に合致しているかを確認のうえ、申請してください。
(事業者要件)
- 日本国内に登記し活動実績のある法人であること。
- 予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しないものであること。
- 経済産業省所管補助金等交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成15・01・29 会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要件のいずれにも該当しないこと。
- 常時雇用する従業員数(※)が300人未満であること。
(事業要件)
- 補助事業期間中に、勤続期間を3ヶ月以上確保できたもの。
- 新規事業開発に係る実務に関わる機会の提供について、認定サービス事業者の意見を踏まえて検討すること。
- 経済産業省およびJISSUIが実施するスタートアップチャレンジの成果に関する調査(アンケート・ヒアリング等)に適宜協力すること。
※)常時雇用する従業員数の定義
「常時雇用する従業員」とは、正社員、パート、アルバイトなどの名称にかかわらず、以下の①または②のいずれかに該当する従業員を指す。(事業主、法人の役員、臨時の従業員は含まない。)
① 期間の定めなく雇用されている者
② 過去 1 年以上の期間について引き続き雇用されている者または雇い入れ時から1年以上引き続き雇用されると見込まれる者(一定の期間を定めて雇用されている者または日々雇用される者であってその雇用契約期間が反復更新されて、事実上①と同等と認められる者)
3.認定サービス事業者への問い合わせ
- 「スタチャレ」では、大企業とスタートアップの環境・カルチャーのギャップ等をスムーズに埋めるべく、優良なサービスとして第三者委員会にて認定されたものを「認定サービス」として登録・公開しています。
- 補助対象となるのは、認定サービスを利用した際の利用費となります。
- 認定サービス一覧より、各認定サービス事業者へ問い合わせ、「スタチャレ」を活用して、大企業等に所属する人材の採用・活用を進めたいスタートアップ等である旨をお伝えください。
- 各認定サービス事業者との打ち合わせ等により、スケジュールや人選等について合意が取れたのち、申請に向けた準備を進めてください。
4.申請書作成・提出
- 下記を揃えて、電子メールにて提出すること。申請様式はJISSUIのWEBサイト(https://jissui.or.jp/project/project010/)からダウンロードすること。
(提出先メールアドレス)
類型B:su-hr-shinsei-b@jissui.or.jp
(提出資料)
No. | 書類名 | 区分 | 備考 |
1 | 交付申請書 | 指定 (様式1) | |
2 | 役員名簿 | 指定 (別添) | |
3 | 申請書フォーマット (補助事業概要説明書) | 指定 | |
4 | 従業員数証明書 | 指定 | 人事担当者が確認のうえ記名のこと。 |
5 | 支出計画の根拠が分かる資料 | 自由 | 補助事業概要説明書の支出計画欄に記載の金額を説明する根拠となる資料を提出すること。見積書、料金メニュー表、その他説明資料等を想定。 |
6 | 履歴事項全部証明書 | 自由 | 写しで可 |
7 | 直近会計期の決算書 | 自由 | 単体の損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S) ※財務諸表を提出できない場合、キャッシュフロー等が分かる資料を個別に作成のこと。 |
類型Bの申請までの流れ① (人材紹介・副業マッチング等、料金発生が成功報酬・稼働連動型の場合)
- 認定サービス検討・問い合わせ(スタートアップ等⇒認定サービス事業者)
- 基本契約・サービス登録(認定サービス事業者⇔スタートアップ等)
- 面接・マッチング(認定サービス事業者⇔候補者⇔スタートアップ等)
- 人材内定(スタートアップ等⇒認定サービス事業者)
- 交付申請(スタートアップ等⇒JISSUI)
- 審査⇒交付決定(JISSUI⇒スタートアップ等)
- 勤務開始日確定・請求書発行
- 勤務開始
- 3ヶ月以上の勤続
- 料金支払い(勤務開始日または勤務開始日を含む月末等)
- 実績報告(スタートアップ等⇒JISSUI)
- 確定検査(JISSUI⇒スタートアップ等)※必要に応じて認定事業者に協力依頼
- 補助金支払い(JISSUI⇒スタートアップ等)

類型Bの申請までの流れ② (ダイレクトリクルーティング等、契約期間に料金発生する場合)
- 認定サービス検討・問い合わせ(スタートアップ等⇒認定サービス事業者)
- 交付申請(スタートアップ等⇒JISSUI)
- 審査⇒交付決定(JISSUI⇒スタートアップ等)
- 基本契約・サービス登録(認定サービス事業者⇔スタートアップ等)
- 面接・マッチング(認定サービス事業者⇔候補者⇔スタートアップ等)
- 人材内定(スタートアップ等⇒認定サービス事業者)
- 勤務開始
- 3ヶ月以上の勤続
- 実績報告(スタートアップ等⇒JISSUI)
- 確定検査(JISSUI⇒スタートアップ等)※必要に応じて認定事業者に協力依頼
- 補助金支払い(JISSUI⇒スタートアップ等)

(留意事項)
- 補助対象経費として認められるのは、スタートアップ等が交付決定を受けた日以降に勤務開始および料金発生が開始するものが対象になるため、審査期間(原則1-2週間)を考慮してスタートアップ等とのスケジュールを調整してください。
- 補助事業期間を超えて返金規程が存在する場合においては、返金可能性のある金額を控除して、補助対象経費を算出します。
5.申請後のスケジュール
5-1. 審査~交付決定
- スタートアップチャレンジの要件を満たしているかどうかを、事務局にて確認します(1~2週間程度を想定)
- 必要に応じて、補助事業者および代理申請者にヒアリング・書類提出を依頼する場合があります。
- 審査の結果、交付申請の内容が適当であると認めた場合、交付決定を行います。
- 審査の結果、要件を満たしていることが確認できない場合、不採択となる場合があります。
- 残り予算はWEBサイトにて随時公開し、予算が無くなり次第申請受付を中止します。申請時点で、予算不足により申請を受け付けられない可能性がある場合は、その旨を申請受領時点で通知します。
<交付決定の通知・公表>
- 交付決定した補助事業者宛てに交付決定通知を送付します。
- 交付決定した補助事業者については、事業者名、事業概要、交付決定金額等をJISSUIのWEBサイトへの掲載をもって公表とします。
- 上記に加え、交付決定した補助事業者について、補助金の交付決定等に関する情報(事業者名、交付決定日、法人番号、交付決定額等)は、原則として、gBiz INFO (https://info.gbiz.go.jp/)へ掲載されます。
5-2. 補助事業の開始~進捗報告
- 交付決定日以降に発生する費用が補助対象になります。
- 補助事業の実施にあたって、補助事業の要件を満たすよう、補助事業者と認定サービス提供事業者が協力して事業を進めてください。
- 補助事業者は、人材の実務経験・勤続状況を把握し、定期的にJISSUIへ報告してください(採択後に別途指示)。
- 事業期間中に、補助事業が完了できない(要件を満たすことができない)見込みとなった場合、速やかにJISSUIに報告し、指示を仰いでください。
5-3. 補助事業の完了~確定検査
- 下記を満たした際、補助事業は事業完了となります。
- 類型B(転職関連):要件となる勤続期間(3ヶ月間)が経過した時点
- 類型B(出向・副業関連):認定サービスの契約期間が終了した時点または認定サービスの契約期間中にあって補助事業完了期限を迎えた時点。
- 補助事業者は、事業完了日から30日以内または2023年3月5日のいずれか早い日付を期限として、実績報告書を提出してください。
- JISSUIは、補助事業者の実績報告を受けて、交付規程に基づき確定検査を行います。
- 実績報告書に係る書類の審査および必要に応じて現地調査等を行い、交付すべき補助金の額を確定します。
5-4. 補助金の支払い~支払い以降
- 補助事業者は、JISSUIが補助金額を確定した後、精算払請求書をJISSUIに提出てください。
- JISSUIは、精算払請求書の受領後、確定した額の補助金を補助事業者に支払います。
お問い合わせは下記へご連絡ください。
一般社団法人 社会実装推進センター スタチャレ担当
MAIL: (問い合わせ)su-hr@jissui.or.jp、(申請)su-hr-shinsei-b@jissui.or.jp
TEL : 03-6435-8962
WEB : https://jissui.or.jp/project/project010/
登録事業者公開サイト:https://startupchallenge.jissui.jp/
